今月号から数回に分けて介護予防に関連する記事をシリーズで連載していきます。

<歩き方は変化する!>
 今回は、「歩く」ということに注目してみましょう。日常生活の中で「歩く」ことは、非常に重要な手段です。しかしながら、人は年を重ねるにつれて歩き方が変化していきます。60歳をこえると、1歩の幅が狭くなるため,「歩く速度」が遅くなります。速く歩こうとした場合、若いときには1歩をより大きく踏み出して速く歩くことができるのに、年をとってくると1歩を大きく踏み出すことができなくなります。脚を前へ踏み出すことができなくなります。脚を前へ踏み出す動作には,腰、膝、足首で発揮する力が重要ですが、年を重ねるとともに力を発揮するための筋力が弱まったり、歩くときの姿勢が悪くなってしまい、より速く歩くことが困難になってくるのです。
 では、どうすれば歩き方の変化を妨げるのでしょうか?
 その為には、その人に応じて行う筋力トレーニングをおすすめします。



     
          <歩き方の変化を防ぐには!>
 加齢に伴った歩き方の変化はどのようにすれば妨げるのでしょうか?そう、1歩を大きく踏み出せればいいのです。そのためには、「よい姿勢」と、「腰、膝、足首のより大きな筋力」が必要となります。その際に、腰の中央部にある「大腰筋」という筋肉が、姿勢の維持や太ももを上に引き上げるときに働くため、脚の踏み出しに非常に重要な役割を果たします。したがって、加齢に伴う歩き方の変化を防ぐためには「大腰筋」を中心に、脚にある全体の筋肉を鍛えていく必要があるでしょう。
 また、その鍛え方ですが、歩くだけでは期待するほどの効果は得られません。「歩く」運動よりも、すこし大きな負荷をかけなければ筋肉は増えません。
 そこで、皆さんには筋肉トレーニングをお勧めします。筋力トレーニングは目的とする筋肉に直接負担をかけることができるので、より大きな効果が期待できます。初めは、軽い負担で十分ですが、その重さに慣れてくれば、少しずつ負担をあげてやるとより効果的です。
   
  例:椅子に座って膝の曲げ伸ばし → 立って膝の屈伸
     → 重りを持って膝の屈伸

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