今世紀前半にも巨大地震が発生
 宝永地震(1707年)、安政南海地震(1854年)、昭和南海地震(1946年)、過去の地震の調査結果によれば、東海〜南海地域では、約100〜150年の間隔で巨大地震繰り返し発生しています。
 政府の地震調査委員会は、今後30年以内に東南海地震が発生する確率は50%、南海地震は40%、さらに今後50年以内の発生確率は80〜90%と公表しています。「確率としては低い」=「安心」と印象を受けがちですが、前回の南海地震が昭和21年に発生してから57年が経過しています。過去の地震発生の間隔から、今世紀前半にも再び東南海・南海地震が発生する恐れがあり、その被害は関東から九州にかけての広い範囲で発生すると予測されています。また、安政南海地震(M8.4)の規模による津波シミュレーションでは、地震発生後、湯浅には46分で5.3mの高さの津波が来ると想定されています。
 一人ひとりが高い防災意識を持っていなければ、近い将来「必ず」やってくる東南海・南海地震立ち向かうことができません。地震・津波に対する知識を持つことも「備え」のひとつです。日ごろの備えが、いざというときに被害を最小限にくいとめる大きな力となります。


■過去の南海地震における湯浅町の被害状況
地震名 安政南海地震
(1854年)
昭和南海地震
(1946年)
マグニチュード 8.4 8.0
被害 死者数(人) 30 29
全壊棟数(棟) 158 24
                    (『湯浅町誌』による)
■東南海・南海地震に係る被害想定
      和歌山県 全国
死者数(人) 約2,700〜
 約4,700
約11,900〜
 約17,400
全壊棟数(棟) 約55,400〜
 約74,600
約428,200〜
 約615,900
地震が発生したら
■屋内にいるとき
・丈夫な机やテーブルなどの下に逃げて身の安全を確保する。
・使用中のガス器具、ストーブなどは、すばやく火を消す。
・玄関や窓を開けて出口を確保する。

■屋外にいるとき
・カバンなどの持ち物で頭部を保護する。
・落下物から身を守るため、近くの空き地や広場に避難する。
・倒れそうな電柱や垂れ下がった電線に注意する。

■車を運転しているとき
・ハンドルをしっかり握り、徐々にスピードを落として道路の左側に
 停車する。
・キーは付けたまま、ドアロックもしないで、貴重品などを忘れずに
 持ち出し、安全な所まで徒歩で避難する。



地震がおさまっても
・テレビ・ラジオなどで正しい情報を聞いて、落ち着いて行動をする。
・多数負傷者が出れば医療機関での対応が限界になるので、みん
 なで助け合いをする。
 


  
津波警報が発令されたら
・海岸から「より遠くへ」ではなく「より高い」場所へ
 避難する。
・注意報や警報が出る前に来る津波もあるので、
 揺れを感じたら直ちに避難する。
・津波は河川をさかのぼって来るので、河川には
 近づかないようにする。
・津波は繰り返し襲ってくるので、波が落ち着くま
 で注意する。

家庭内で話し合いを
 いざというとき頼りになるのは家族です。家族が
あわてずに行動できるよう、みんなで避難先や連
絡方法、一時集合場所、避難場所などを相談して
おいてください。
 また、お年寄りや子どものいる家庭では、誰が
誘導をするのかも決めておきましょう。
町指定避難施設(災害時)
 湯浅町民体育館    山田小学校体育館

 湯浅小学校講堂    山田公民館

 湯浅中学校体育館   横田文化会館

 総合センター       いきいきふれあい館

 郡民体育館       吉川公民館

 武者越保育所      田栖川小学校体育館

 ふれあいプラザ     田体育館  




津波避難訓練を実施

 先日、大津波警報が発令された場合を想定して、今回は栖原地区の住民を対象に避難訓練を実施しました。実際に避難場所まで歩いた後、地震・津波に関する講話や応急手当の講習を行いました。




   
今からでも遅くない!地震対策
自分たちの町は
      自分たちで守る


 もしもの時に備えて、家族で、地域で話し合いを持ち、お互いのつながりを深めておくことが大切です。
 また、防災への知識や意識を高めるためにも、地域の自主防災組織をつくり、防災訓練や避難訓練などに進んで参加しましょう!




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