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水道水の濁り(色度)について
水道水の濁り(色度)について
6月中旬に入り、町内の一部の区域※1で水道水に濁り(色度)※2が発生しています。原因として考えられるのは高水温期に発生する河川水の水質変化です。
水温が高くなる時期に河川の水が少なくなったり、降雨などで土壌の成分が流れ出したりすることで、植物性の有機物や鉄・マンガンなどの鉱物が河川の水に多く含まれるようになります。これらは水道水に黄みがかった緑色あるいは茶褐色の色が見られる原因となります。
色の要素は自然由来の成分によるもので健康面に害を与える影響はありませんが、色が出やすくなる時期は消火栓などで水を抜く管理作業の回数を増やしています。皆さまに安心して快適に水道水を使用していただけるように、定期的な管理作業や浄水施設の能力向上に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力のほどお願いいたします。
※1 大字山田、青木、栖原、田、吉川と、大字湯浅の主に国道より東側の範囲(山田川水系)
※2 土砂などの細かい粒子が水に混ざって発生する濁りは「濁度」で表し、水道水の水質基準は2度以下と定められています。色の濃さは「色度」で表し、水質基準は5度以下です。水道法で定められている定期の水質検査は基準を満たしており、検査結果は湯浅町ホームページで公表しています。