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湯浅駅旧駅舎が国の登録有形文化財に登録されます
11月24日金曜日、国の文化審議会は、昭和2年から令和元年まで92年間利用されていた湯浅駅旧駅舎を「旧国鉄紀勢西線紀伊湯浅駅本屋」として、国の登録有形文化財(建造物)に登録するよう答申しました。
当時、国鉄紀勢西線の延伸が進められるなか、紀伊湯浅駅として昭和2年に開業されました。戦前の駅舎建築の様子を今に伝える洋風の駅舎で、屋根は鉄板の菱葺(ひしぶき)で、垂直に突き出たドーマー窓がつけられているなどの特徴を持ちます。
近代の湯浅の中心地として、地域の人々に親しまれたこの駅舎は、歴史ある湯浅の一時代を象徴する建物として評価されました。

