本文
平和行政
湯浅町における平和への取組みを紹介します。
湯浅町は、昭和32年に世界連邦平和都市宣言を、昭和60年に非核平和宣言をそれぞれ決議しました。
また、平成23年には平和首長会議へ加盟しています。
令和6年度からは、コロナ禍により実施を見送ってきた湯浅町戦没者追悼式を再開し、
各地区での慰霊祭とあわせて、哀悼の意を表し、平和への誓いを新たにしております。
戦没者慰霊と平和祈念の黙とうへご協力を
8月6日に広島市、9日には長崎市に原爆が投下され、多くの尊い命が失われました。
また、8月15日は終戦の日であり、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。
それぞれの職場やご家庭などで、戦災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
世界の恒久平和を願い、1分間の黙とうをお願いします。
日程 |
時間 | 内容 |
---|---|---|
8月6日 | 午前8時15分 | 広島の原爆死没者のご冥福を祈る黙とう |
8月9日 | 午前11時2分 | 長崎の原爆死没者のご冥福を祈る黙とう |
8月15日 | 正午 | 戦没者を追悼し、平和を祈念する黙とう |
各日時に、サイレンを吹鳴し町内放送でお知らせします。
世界連邦平和都市宣言
昭和32年12月、湯浅町議会において世界連邦平和都市宣言が可決されました。
宣言文は次のとおりです。
宣言
紀南の橘かおる文化都市湯浅町は戦争の惨禍をさけ恒久平和を祈念し人類の敵たる核兵器の製造並びに
実験の即時禁止に努力してきた私たち湯浅町の全町民は人類の愛と良心によって全世界の人々と手を
たずさえ日本国憲法を貫く平和精神に基づきここに世界連邦の実現を目的とする平和都市たることを
宣言しその崇高なる理想の実現に邁進せんとす
『湯浅町誌』から抜粋
非核平和宣言
また、昭和60年3月には、湯浅町議会において非核平和宣言が可決されました。
宣言文は、次のとおりです。
我が湯浅町は、核兵器の廃絶を全国民と全世界の人々に呼びかけるとともに、
戦争を放棄した日本国憲法を守り、非核三原則を堅持し、
以って湯浅町民の安全を守ることを誓い、ここに世界に誇る、
非核平和の町たることを宣言する。
『昭和60年会議録』から抜粋
平和首長会議への加盟
平和首長会議は、核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起し、恒久平和の実現を目的として、昭和57年に設立されました。
令和7年6月1日現在、日本国内において、市、特別区、町村を含め1,740団体が加盟しており、湯浅町も平成23年12月に加盟しています。