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金山寺味噌(きんざんじみそ)
金山寺味噌とは
金山寺味噌は、なめ味噌の一種で、調味料として使うのではなく、おかずとして食べる味噌です。
元々は、夏野菜を冬に食べるための保存食で、米・麦・大豆に瓜・茄子・生姜・紫蘇を混ぜ合わせ醸造したものです。
槽(おけ)を密閉してから8~10ヵ月熟成させ、金山寺味噌ができあがります。
伝統の技と技法で仕込まれた金山寺味噌をどうぞご賞味ください。
金山寺味噌の歴史
鎌倉時代の禅僧法燈国師(ほっとうこくし)が宋(中国)径山寺で修行のかたわら径山寺味噌の製法を習得し、帰国後、紀伊由良に西方寺(後の興国寺)を建立し、在山すること40年余、その間径山寺味噌の製法を伝授したのが「金山寺味噌」の始源であると伝えられています。