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熱中症に注意しましょう

ページID:0009966 更新日:2025年6月16日更新 印刷ページ表示

熱中症の予防について

熱中症により救急搬送される方は、梅雨明け後の蒸し暑い時期から多発する傾向があります。救急搬送される方の約半数は高齢者です。

熱中症とは

熱中症とは、体の中の水分や塩分の減少、血液の流れが滞るなどして、体内の熱を外に出せずに熱がこもって、体に様々な変調をきたす症状を言います。

熱中症の症状は、重症度に応じて、大きく3つに分けられます。
<軽症>めまい、立ちくらみ、生あくび、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)、汗が止まらない等
<中等度>頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感等
<重症>意識がない、けいれん、高い体温、呼びかけに対して返事がおかしい、まっすぐ歩けない

熱中症が発生やすい条件

熱中症は次のような条件の時に起こりやすくなります。
・気温、湿度が高い
・風が弱い
・日差しが強い
・急に暑くなった
・激しい運動や、慣れない運動
・長時間の屋外作業
・エアコンのない部屋

熱中症に特に注意が必要な方

高齢者や乳幼児、障害のある方、持病(糖尿病、心臓病等)のある方、体調の悪い方(寝不足、二日酔い等)などは熱中症の症状が起こりやすく、特に注意が必要です。

熱中症を防ぐためのポイント

熱中症は誰でも起きる可能性があります。

1.室温に注意し、暑さを避けましょう
  エアコンや扇風機を利用して温度を調節し、暑い場所に長時間いることは避けましょう。遮光カーテンやすだれ等を利用して日光を遮ることも有効です。
2.外出するときは直射日光を避けましょう
  外出時は、通気性の良い衣服を着用し、帽子や日傘を利用して直射日光を避けましょう。また、できるだけ日陰を歩くようにしましょう。
3.こまめに水分補給をしましょう。
 のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分を取りましょう。寝ている間に熱中症になることもありますので、寝る前にも水分補給しましょう。多くの汗をかいたときはスポーツドリンクや経口補水液などを活用し水分補給とともに塩分も補給しましょう。
4.気温と気候に注意
 環境省が*1「暑さ指数(WBGT)」や*2「熱中症警戒アラート」*3「熱中症特別警戒アラート」を情報提供しています。外出前に確認しましょう。

クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)の設置について

*1暑さ指数(WBGT)とは、気温・湿度・日射量から推定する熱中症予防の指数です。
 〔暑さ指数の目安〕 
 31以上:危険
 28以上31未満:厳重注意
 25以上28未満:警戒
 25未満:注意
*2熱中症警戒アラートとは、県内いずれかの情報提供地点における暑さ指数(WBGT)が33に達する場合(特に気温や湿度が高く、熱中症のリスクが非常に高いと予測される日)に発表されます。
*3熱中症特別警戒アラートとは、気温が特に高くなり、熱中症等によって重大な健康被害が生じる恐れがある場合に、環境省から発表される 警戒情報のことです。和歌山県全体に発表され、県内すべての情報提供地点における翌日の暑さ指数(WBGT)が35に達する場合に発表されます。

運用期間は、令和7年4月23日(水曜日)から10月22日(水曜日)まで
クーリングシェルターは、「熱中症特別警戒アラート」が発表された際に暑さをしのぎ熱中症を防いでいただくための施設として一般開放されるものです。

※熱中症対策として、涼しい環境への避難が大切なため、クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)が一般開放されますが、自宅にエアコンがある場合等、涼しい環境が確保できる場合は、クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)への移動は必須ではありません。

湯浅町のクーリングシェルター施設

湯浅町において、以下の施設をクーリングシェルターとして指定します。
 
場所 住所 開設日 休館日 受入可能人数
総合センター 湯浅町湯浅2707-1

月曜日~金曜日:8時30分~21時

土曜日:9時~12時

日曜日・祝日 30名程度
宮西文化会館 湯浅町湯浅1696-1

月曜日~金曜日:8時30分~17時

土曜日・日曜日・祝日 10名程度
野下・出水文化会館 湯浅町湯浅2123-7

月曜日~金曜日:8時30分~17時

土曜日・日曜日・祝日 10名程度
横田文化会館 湯浅町栖原6

月曜日~金曜日:8時30分~17時

土曜日・日曜日・祝日 10名程度
湯浅町立図書館(湯浅えき蔵2階) 湯浅町湯浅1075-9

月曜日~日曜日:9時~21時

毎月最終金曜日

9月16日(火曜日)~9月30日(火曜日)は臨時休館日

20名程度

 

クーリングシェルター利用時の注意事項

1.クーリングシェルターとしての開放は、熱中症特別警戒情報が発表された時のみです。
2.飲料は各自でご用意ください。
3.施設の休館日や修繕等で臨時休館の場合には、熱中症特別警戒情報が発表された場合でも開放しません。
4.利用時は各施設の指示に従ってください。

熱中症の応急処置

1.涼しい環境へ避難
 風通しのよい日陰やエアコンの効いた室内などへ避難させましょう
2.体を冷やす
 衣服を緩め、体を冷やしましょう。
 体にぬれタオルをあてて扇風機やうちわ等で扇いで冷やしたり、首の付け根の両側脇、わきの下、太ももの付け根の全面(股関節部)を冷やした水のペットボトルや氷のう等で冷やすことも有効です。
3.水分・塩分の補給
 冷たい水を持たせて、自分で飲んでもらいましょう。大量の発汗があった場合は、塩分も適切に補えるスポーツドリンクや経口補水液等を飲みましょう。ただし、吐き気や嘔吐、呼びかけに対する反応がおかしい時は、口から水分を飲んでもらうのは避けてください。
4.医療機関へ運ぶ
 自力で水分が取れない場合や意識障害が見られる場合は、救急車を呼ぶなど、すぐに医療機関に搬送してください。