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毎年6月23日から29日は男女共同参画週間です
男女共同参画社会の実現に向けて
男女共同参画社会とは、男女がお互いに人権を尊重し、「女性」や「男性」というイメージにあてはめてしまうことなく、一人ひとりが持っている個性や能力を十分に発揮できる豊かな社会のことです。
男女共同参画社会を実現するための重要な法律として、国は平成11年に男女共同参画社会基本法を施行しています。また、法律の施行日である6月23日にちなみ、毎年6月23日から29日までを男女共同参画週間と定めています。
男女共同参画社会を実現するための重要な法律として、国は平成11年に男女共同参画社会基本法を施行しています。また、法律の施行日である6月23日にちなみ、毎年6月23日から29日までを男女共同参画週間と定めています。
無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)に気づきましょう
無意識の偏見とは、過去の経験や見聞きしたことから、人が潜在的に持っている思い込みや自分自身でも気がついていない考え方のことです。
例えば次の質問に対し、あなたはどう考えますか?
(1)「親が単身赴任中」というと、父親を想像する。
(2)体力的にハードな仕事を女性に頼むのはかわいそうだ。
(3)女性には女性らしい感性があるものだ。
(4)男性は人前で泣くべきではない。
(5)噂をきいて「あの人はこういう人なんだ」と思い込むことがある。
『そう思う』と考えた方、それは無意識の偏見です。
無意識の偏見は、それ自体が悪いというものではありません。しかし、「男性だから」「女性だから」「子どもがいるから」「時間制約があるから」など、相手を属性でみてしまい偏見に基づく言動や態度をとることで、相手に良くない影響を及ぼしてしまう場合があります。
無意識の偏見を理解し、「性別」にとらわれずに個性と多様性を尊重し、誰もが「生きやすい」社会を築いていきましょう。