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いただきました寄附金は、より安心して暮らせるまちづくり、町の魅力の保全など様々なことにあてさせていただいています。
その中で活用事例を一部紹介します。
定員25名の津波避難用シェルターを観光駐車場に配置しています。地震時に自動で解錠されるシステムで、津波が起きた際に高台への避難が困難だった人たちが使用できる避難施設です。海水汲み上げ式の水洗トイレ、ライフジャケットなどの防災用具や食料、水が1週間分備えられています。
愛称は「SaVeBoat SONAE(セーブボート ソナエ)」で、公募で寄せられた案により命名されました。
湯浅町の玄関口であるJR湯浅駅と併設する形で、観光交流センター、レンタサイクル、図書館、会議室などが入る複合施設「湯浅えき蔵」が2020年に誕生。醤油蔵をイメージした造りで、醤油の町・湯浅の新しいシンボルです。図書館の中にはカフェもあります。観光交流センターでは、住民票などが発行でき、3階、屋上は津波災害時などに800人が避難できるスペースになっているなど、住民の便利かつ安全な生活をサポートできる施設になっています。
2021年4月に「認定こども園」が開園しました。保育園と幼稚園の両方の良さを取り入れた施設で、避難所としての機能もあるため、安心して通わせることができます。0歳児から5歳児までが対象となっています。