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所在地:湯浅町湯浅557
開館時間:9時30分~16時30分
休館日:水曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始
入館料:無料
旧栖原家住宅は、かつて「フジイチ」という屋号で醤油醸造が営まれていた建物です。
明治7年(1874年)に湯浅屈指の醸造家である山形屋久保瀬七によって建てられました。
明治39年(1906年)には、初代栖原秋松が久保家よりフジイチをそのまま譲り受け、以降、昭和57年(1982年)に廃業するまで醤油醸造が行われていました。
往時の醸造関係の施設は老朽化のため除却されましたが、写真や用具などから往時の醤油醸造の様子がよくわかること、残された主屋は湯浅伝建地区の伝統的な建物の特徴をよく伝える建物であることから、湯浅における醤油醸造の歴史を学ぶことができる施設として整備され、一般公開されています。