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紀州菊池本家・新家史料の画像データを東京大学史料編纂所データベース「Hi-CAT Plus」で公開しています。
菊池家は湯浅町栖原を根拠地とし、江戸に進出して干鰯問屋(本家)や砂糖・薬種問屋(新家)を営みました。また、幕末の地士菊池海荘は全国に知られた漢詩人・書家であり、海防論・農兵取立で著名でした。
湯浅町は、本家史料約540点および新家史料約3,300点の史料群を所蔵しています(和歌山県立博物館に寄託中)。両家史料の一部(本家分80点・新家分340点と写真史料群)は東京大学史料編纂所にも所蔵され、同研究所ではそれとは別に菊池家文書約6,000点も保存・公開しています。これらの史料群は全国的にみても注目される貴重なものです。
東京大学史料編纂所データベースの「Hi-CAT Plus」にて公開している湯浅町所蔵の紀州菊池本家・新家史料の史料画像データを利用するにあたっては、次の手続きが必要になります。
なお、東京大学史料編纂所データベース上で公開されている湯浅町所蔵紀州菊池本家・新家史料以外の画像データについては、東京大学史料編纂所の定める利用条件、及び各所蔵者の条件や指示に従ってください。
印刷・出版物及びウェブサイト等への掲載、テレビ放映等に史料画像の利用を希望するとき(論文への掲載など、学術利用の場合は除きます)。
湯浅町所蔵資料等画像利用申請書 [Wordファイル/17KB]
東京大学史料編纂所データベース「Hi-CAT Plus」で検索・閲覧することができます。
展覧会などで利用したい史料の名称と、その目的や利用の仕方について、湯浅町教育委員会までメールで連絡してください。
史料は現在和歌山県立博物館に寄託中です。すでに展示予定・計画がある場合や史料の状態が悪い場合、展示や輸送によって破損等の心配がある場合にはお断りすることがあります。
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